08.02.29, 18:07   #08020016

にゃんこばずうか / 改めて

「1×1クロスしないワード」へコメントしてくださったみなさん,ありがとうございます。
来週頭くらいまではこのままコメントを募集したいと思っています。
しょせんはブログのコメントなので,お気軽なキモチで書いちゃってくださいませ。

「にゃばが選んだベストカギ!」的なものを決めるつもりは今のところありませんが(選んだほうがいいですか?),
せっかくいただいたのですから,集まったカギについての何かしらの記事は書きたいなと思ってます。

ホネロクオさんが言葉遊び的なものはどうかと,無責任にふって(笑)くださってますね。
そういえば,だいぶ昔のニコリ本誌に「お言葉に甘えて」という言葉遊びのコーナーがありましたっけ。
ちょっとカンニングしてみよう。
でも,こみえださんのブログとネタがカブらないようにしないとなぁ。

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08.02.27, 15:37   #08020015

Duke Jimmy / B.C.13042 タイトル名:囲い込み

(3)
 囲いの柵にあごをのせて、ぼんやりと母子馬を見ている崖近のウガの肩を栗林のウガンタが軽く叩いた。
「オウ」
「オウ」叔父と甥は、額をゴンゴンとぶつけた。
「もう、そろそろあの母馬は喰ってもいいのではないか?崖近のウガよ」
「栗林のウガンタよ、俺もそう思うのだが、オリリはまだだという。今、母馬を喰えば子馬は、大きくならずに死んでしまうと。それに、男馬を連れてくれば、あの母馬の腹にもう一度子が入ると言っている」
「なんと!そういうものなのか」
「そういうものらしい。だから俺の息子どもは、男馬を探しに行っている」
 ウガンタは髪の毛をかきむしりながら、
「また子馬が生まれ、その腹に子馬、前の子馬の腹にも子馬、おおお」
「そればかりではないぞ、クリウが言うには、イノシシもうさぎも男と女がいれば、子を産むというのだ。だから囲いに入れろと」
「なんと!それなら、俺たちは囲いの中で狩りをすればよいのか」
「おうよ、易しいことだ」

「ウガ〜 馬をみつけたぞ!」草原の彼方から大声で叫びながら息子が走ってくる。

 崖近のウガの息子たちは、沼のほとりで馬の群れを見つけた。だいぶ前になるが、太陽が沈む方で火の山が怒った。馬たちはこちらの地方へ逃げてきたのだろう。
「俺は、こんなたくさんの馬を見たことがない」
「これは、たくさんではない、たくさんたくさんだ」息子たちは興奮している。崖近のウガは周囲を見渡した。それから腕を組み、空を見上げ、また周囲を見渡し、
「栗林のウガンタ、俺はいま変なことを考えた。ここが囲いにならないか?」
「どういうことだ?」
「ここに、囲いを作るのだ。あっちは沼だ。ここは森だ。草原のあっちとこっちを木で塞げば、ここは囲いにならないか?」
「なんと!ここを囲いにするのか。それはあの馬全部を囲いに入れるということか?」
「あのたくさんたくさんの馬全部だ」
「すごいぞ、崖近のウガ!しかし、馬はたくさんたくさんだ。あっちを木で塞いでいるうちに、こっちから馬は逃げてしまう。だから、何というか、そう一緒に塞がなければだめだ」
「お前は賢いぞ、栗林のウガンタ」叔父は甥の頬をピタピタ叩いた。
「お前は今から栗林に帰って、ウガたちを呼んでこい。俺は猿森に行ってくる」
 ポカンと口をあけながら二人の会話を聞いていた息子たち一人一人に、崖近のウガは頭突きをくらわし、馬を見張るように命じた。
 たくさんたくさんの馬、男馬と女馬、子馬が生まれ、別の母馬の腹には子馬が入り、その子馬が・・もう栗林のウガンタは何がなんだか分からなくなり涙が出てきた。泣きながら、ただひたすら走った。

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08.02.25, 17:29   #08020014

にゃんこばずうか / 1×1クロスしないワード

脈絡なく,パズルというかクイズというかそんな感じのものを。

ある「カナ1文字で書けるコトバ」に,クロスワード風のカギを3種類付けてみました。
そのコトバとは何でしょう?
わかった方は,コメントにコタエを…書くのは無粋なので,「同じコタエになる別のカギ」を書き込んでみてください。

カギ1 顔のある部分が美しい人をたとえるときに登場します
カギ2 ハマキやカレハ,ヒトリなどがいます
カギ3 俗に,ハネを立てないのが特徴といわれます

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08.02.23, 06:35   #08020013

にゃんこばずうか / 猫の日

今日は2月22日,にゃんにゃんにゃんの「猫の日」でした。わーい。
…なんて書き出しで始まる記事が,昨日は全国津々浦々のブログで見られたんでしょうね。
昨日付けの記事で猫の日に言及したブログは世の中にいくつあるのかな? 1万くらい?
うーむ全く見当つかない。平均大賞の設問に使えるかも。ダメか。

「○○の日」って記念日は世の中にたくさんありますけど,どこの誰が決めたのかよくわからないのも多いですよね。
猫の日はどうなんだろう,と思って調べてみました。ご存知の方にはごめんなさい。

1987年,英文学者・翻訳家の柳瀬尚紀さんらによる「猫の日制定委員会」が,一般公募の結果を元に制定したそうです。
9000通くらいの応募があったとか。これを読んでる方の中にも応募者がいたりして。心当たりの方,ぜひコメントお願いします。
柳瀬尚紀さんは言葉遊びがお好きで,そういう要素のある『ゲーデル、エッシャー、バッハ』『不思議の国のアリス』などの翻訳も担当されたそうです。
よし,最後にパズル的な話題になった。…そうでもない?

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08.02.22, 13:56   #08020012

Duke Jimmy / B.C.13042 タイトル名:囲い込み

(2)
 腹膨ての馬の逃げ場を塞いで、月が2回昇った。崖近のウガの息子のウガンは、空きっ腹で今にも倒れそうだった。同じようにうつろな目で立っている弟にこう言った。
「ウガンタンタ、俺たちいつになったらあの馬が喰えるのだ?」
 すっかり怯えてしまった馬は、苦しげに徘徊するばかりで一向に子を産む気配がない。父親から見張りを命じられた息子達は、所在なげに立ち尽くすしかなかった。
 そこへ、姉のクリウが果実を運んできた。そして、こう言った。
「お馬鹿な弟たちよ、子馬は生まれそうなの?」誰も返事をしなかった。
「あなたたち、そうやって子馬が生まれるまで、立っているの?」
「じゃあ、どうしろと言うんだ?」三男のウガンタンが聞いた。
「ウガンタン、あなたは森から長い木を拾ってきなさい。」クリウはかなたの森を指さした。
「そして、長い木の端をウガンとウガンタが持つの。」
「?」兄弟達はお互いの頭を叩いた。
「ウガンとウガンタが木を持って、塞いでいれば、ウガンタン、あなたは寝ていてもいいのよ。それから、ウガンタンタとウガンタンタンが木を持って塞いでいれば、ウガンタンタンタは休んでいられるの。それから、ウガンタンタンタン、ああ、もうややこしい!とにかく、木と木で馬の逃げる場所をなくすのよ」
「俺は休めない」と長男のウガンが口を尖らせた。
「時々、代わろう」「そうだ、代わればいいんだ」「長老が言っていた順番というやつだ」
「順番!順番!」男どもは輪になって踊り始めた。

 崖近のウガは、妻のオリリと手をつないでやってきた。と、そこには信じられないものがあった。草原に何本もの短い木が突き刺さっている。その短い木と木の間は、長い木が横になって、蔦でくくりつけられている。そして、彼の息子どもは、草原に寝そべっていたのだ。
 崖近のウガは息子達を殴った。5人目からは手が痛くなって、左手で殴った。
「馬を見張っていろと言っただろう!」
 娘のクリウが父親の手をさすりながら言った。
「大丈夫よ、ウガ。馬は木が恐くて、こっちに来るができない」
「ははーん、これはお前が考えたのだな。息子どもでは絶対にできん」
「初めは、ウガンとウガンタが木を持って立っていたの。でもそれを見ているうち、立っているだけなら、木と一緒だって。それで短い木を土に刺したの」クリウは鼻の穴をふくらませて父親を見た。
「まあ、いいだろう。馬は逃げられなかった。お前の言うように恐いのだろう。お前は本当に変な子だ。時々俺にも分からんことを考える」
 崖近のウガは、張り巡らされた木に沿って、歩き出した。
「木と木を蔦で結んだだけか。周りをぐるりと木で塞ぐ。馬は逃げられない。待てよ、そうか、これを囲いと呼ぼう。」
 ウガは振り返り、後から歩いてきたクリウの頭を軽く叩きながら、
「逃げる場所をなくすことを囲いと言うんだ。囲いの中から馬は逃げられない。どうだ?」
「囲い、うん、囲い」 
 娘は満足そうにうなずいた。

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08.02.20, 23:31   #08020011

あぶら虫 / まずは自己紹介

どうも、こんばんは。あぶら虫と申します。
せっかくなので、まずはやはり自己紹介を
書き込んでおこうかな、と。

ニコリと出会ってから16年経ちました。
パズルを作り始めてからも大体同じくらいかな。
ここ数年はぬりかべ作るのが好きです。
あまり数は作ってませんが、マイペースに自分らしくがんばります。
数えさせる問題が多いですが、よろしくお付き合いください。

解く方では、ぬりかべやスリリンはわりといいタイムが出るのですが、
美術館と四角に切れは自分でも驚くほど遅いです。
解いた人のページで見かけた時は暖かく見守ってやってください。

それでは、またそのうち何か書き込みにやってきますので、
今後もよろしくお願いします。

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08.02.20, 15:12   #08020010

にゃんこばずうか / ブログ小説始めました。じゃなくて,いつの間にか始まりました。

にゃんばずです。
アタックか何かと思われるとまずいので(笑),念のためフォローしておきますね。

08.02.20,14:39に投稿されている記事の投稿者「Duke Jimmy」は,ニコリスタッフの筆名(?)です。

常々どこかで発表したいと思っていた力作ということです。
どうか読んであげてくださいませ。コメントもぜひぜひ。

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08.02.20, 14:39   #08020009

Duke Jimmy / B.C.13042 タイトル名:囲い込み

(1) 

 大きな栗の木を背もたれにして、ウガンは昼寝をしていた。
「ウガン 起きろ。寝ている場合ではないぞ」弟のウガンタが兄を揺り起こした。
「どうした?」
「崖近のウガが馬を獲ったらしい」
 崖近のウガは、彼等兄弟の父親ウガの弟で崖の近くに一家を構えている。この地方では父親は皆、ウガと呼ばれ、長男はウガン、次男はウガンタ、三男はウガンタン、四男はウガンタンタ、五男はウガンタンタン・・・と以下続く。独立して父親になるとウガになる。それだけだとまぎらわしいので、住んでいる場所を付けて、「落ちる水のウガ」とか、「猿森のウガンタ」とか呼ばれている。
「馬だとぉ。俺はもうこのところ草しか喰っていない。行って、足の一本でも喰わせてもらおう」
 兄弟は草原を駆け抜け、叔父の元へ行ってみて驚いた。馬はまだ走っているのだ。崖近のウガはそれを満足そうに眺めている。
「どうした、崖近のウガ。早く獲らないと逃げてしまうぞ」ウガンは叫んだ。
「あわてるな、栗林のウガン。あっちは崖だ。こっちは岩だ。馬が逃げる場所はここの草原しかない。そこは俺の息子達が、ほれ、逃げないように見張っている」
「何故、殺って喰わない?俺はもう、月が半丸のときからずっと、草しか喰っていない。頼むから馬を喰わせてくれ」
「よく見ろ。あの馬の腹には子馬が入っている」兄弟は、逃げ場を失って狂ったように走り回る馬を見た。確かに、ぼってりと膨らんだ腹からは、今にも子馬が生まれそうだ。
「馬と子馬!これは火祭りだ!」よだれを垂らした栗林のウガンに崖近のウガは頭突きをくらわせた。
「だから、お前は馬鹿なのだ。考えてみろ。馬を喰ったら、どうなる?」
「腹が一杯になって、多分 寝る」今度は拳が飛んできた。
「子馬は、どうする?」
「子馬?一緒に喰う。分からん、どうするんだ、ウガンタ?」聞かれた弟のウガンタは、少し考えてから、
「そうか、子馬が生まれるのを待つんだ」
「えらいぞ、栗林のウガンタ。お前は兄貴より賢い。待てば子馬が生まれる。そうしたらあの馬を喰う」
「喰う、喰う」とウガン。
「子馬は大きくなる、また喰う。」
「喰う、喰う」
「2馬喰えるのだ」
「待ってくれ、崖近のウガ。」ウガンタは言った。
「子馬が大きくなって、もし、もしその腹に子馬が入ったらどうだ?」崖近のウガは、しげしげと賢い弟の顔を見た。それから空を仰ぎ、しばらく考え込んだ。
「栗林のウガンタよ、もし、もし、子馬大きくなってその腹に子馬が入ったら・・」
「そうだ、崖近のウガ。また子馬が生まれる。その子馬の腹に子馬が入ったら」ウガとウガンタは声を合わせ叫んだ。
「ずっと、馬が喰える!」
 兄のウガンは喜びのあまり気絶してしまった。

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